チーム全体が仕事に向かう際の活力、意欲、創意工夫の源泉。経営判断への関与度と納得感から生まれ、数字では測定しにくい。
採算分析に基づいて合理的な事業縮小を決定したものの、その後チーム全体の提案件数が激減。社員が表面的には従順でも、内的な活力が失われた状態。
組織エネルギーは、定量的には測りにくいが、組織全体の動きを左右する根本的な力です。メンバーが自分たちの意見が反映されていると感じる、経営判断のプロセスに関与していると実感する、その仕事に意味を感じるなどの条件から生まれます。完全に合理的で最適な意思決定であっても、メンバーが『自分たちは決定に関与していない』と感じれば、組織エネルギーは急速に低下します。結果として、イノベーション、提案、前向きな行動など、データに映らない活動が減少していきます。SME経営者にとって、組織エネルギーの維持は、長期的な競争力を決定する要素になります。
個人の内発的な意欲。組織エネルギーはチーム全体の集合的な活力を指し、個人の意欲の総和ではない。