企業の業務プロセスにかかる時間・コスト・手間を削減し、より少ないリソースで同じ成果を出すこと。
営業事務部門の業務効率化を進め、毎日3時間かかる受注入力をRPAで自動化したところ、工数削減には成功したが、営業との接触機会が減少し、チーム全体のモチベーション低下につながってしまった。
業務効率化は、経営の基本的な課題です。工数削減、コスト削減、生産性向上など、様々な指標で測定されます。AIやテクノロジーの発展により、多くの企業が効率化施策を積極的に推進しています。ただし『効率化=成功』と直線的に考えることは危険です。削減されたタスクの中に『判断機会』『コミュニケーション』『小さな達成感』といった、見えない価値が含まれていることがあり、それらの喪失が組織の活力低下につながる可能性があります。効率化を進める際には『何が失われるのか』まで考慮する必要があります。
効率化は幅広い改善を指すのに対し、自動化は『自動で実行される』という方法論に限定された概念です